日記

信用金庫の支店合併から感じた将来の事

昨日、
事業費決済などでお世話になっている信用金庫から
支店合併に伴う支店登録変更の案内が来ていました。

20年末にも当初開設していた支店が合併に伴い登録支店を
変更したばかりで同一銀行の支店合併が1年に2度もあるのは初めてのことで
危機感を覚えので解説します。

近い将来だれにでも訪れる人員削減、リストラなどの予測不能な雇用削減

普段仕事や生活するにあたって社会人になれば誰もが1つや2つ銀行の口座を持っていると思います。
わたしも現在あまり使っていない口座をあわせると、6行の口座を使用していますが38年間生きてきて、こんかいのような事態ははじめてのことでした。

・店舗の老朽化により建て替えが必要になるためそのタイミングで店舗削減する
・コロナ禍による急速なオンライン化により通常業務の人員削減ができた
・ネットバンクの普及やキャッシュレス化による地銀や信金の利益減少
・暗号通貨の出現により銀行自体の存在意義が弱まってきた
・ITの進化により顧客管理、事務処理の簡略化

この合併がどのような理由で行われるのかは
内部の人間ではないので推測でしかないですが
すこし考えただけでも何個か出てきます。

ネットバンクやキャッシュレスの普及により実店舗の存在意義が低くなってきた。

近年コンビニATMの普及により実店舗を持たないネットバンクが増えてきたり、
金利や手数料の良い楽天銀行やあおぞら銀行などの躍進により、
地銀、信金などの地域密着の実店舗を持つ銀行利用が少なくなっているかたも多いと思います。

事業融資、住宅ローンなどの各種ローンも一旦ネット申し込みをしてから銀行員と相談になったり一度ネットを介してからやり取りをする事案もふえています。

今後、
実店舗を持たない地銀、信金などが出てきておかしくないと思いますし、
経費の掛かる店舗維持費を考えると今後も支店合併に進むことが考えられます。

キャッシュレス決済が普及していくと今後給料支払いも銀行口座が使われなくなる可能性があります。

その先には雇用削減、リストラなども出てくるのではないでしょうか。

人口減少により1店舗当たりに抱えることのできる顧客が少なくなる。

日本では少子化に伴い人口ピラミッドが逆三角形になり2050年には
10,000万人を切り全人口の4割が65歳以上と超高齢化になることが予想され
新規口座開設もそれに伴い減少してくると銀行自体の経営も危うくなります。


大都市に人口集中することで顧客獲得が特に地方は厳しいですし、コンビニATMなどで気軽に入出金できるようになった今、近所の銀行信金にお金を預けておくメリットが少なくなってきました。

ITの普及に伴い簡略化できる業務が増えて労働力が必要なくなる。

銀行業務以外でもITの進化により、事務処理や顧客管理もPCで管理できるようになり、作業効率を考えなければスマホ一台あれば何でもできる時代になってきました。

ひと昔前なら一日かかる仕事も、半日、1時間と時短できることが増えて少労働で大きな結果をつくることもできます。

暗号通貨がますます普及するとWeb上にデータがすべて残り入出金管理や、顧客情報管理することが無くなる未来も待っています。

今後増えていく当たり前が当たり前でない時代

AIの進化により銀行業務は無くなる仕事といわれていますが、
他の仕事でも今やっている自分の仕事は本当に無くならないのかなんて誰にも分りませんし、人員削減により自分がリストラ対象にならないなんてこともわかりません。

ここでは銀行中心で考えをまとめましたが、他業種でも当てはまることが多いと思うので一度考えて見てほしいと思います。

実際に窓口で話を聞いてみると行員の方も話を聞いてかなり驚かれたようで、困惑しているとおっしゃっていました。

明日は我が身ではないですが、時代の流れはコロナ禍で数年時代の流れを早くしていて、身近なところでの小さな変化に気づき小さな進路は常にし続けていく必要があるといままさにきています。

ミズ

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